9坪/セット3面/シャンプー3台
の理容室事例No.20012
東武野田線(アーバンパークライン)、豊四季駅から3分の立地に構えるバーバー。
長く地域で親しまれてきた理容室の改装を賜りました。
既存のサロン外観はグレー&シルバー色基調で、当時は斬新で目を引くものであったと初見で感じられましたが、今では経年の近隣の変化とともに風景になじみ過ぎており、埋没した感覚を一新するための目を引く演出が必要であると考察。
全面改装は予算が掛かりすぎるため、既存状態を引き続き使用しながら上手にリニューアル感を出すことを最大のテーマとなりました。
新しいサロン外観は、爽やかなコントラストな「ダークブルー&ホワイト」の配色で、サロンへの期待値を高めるものとなっています。
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【内装】
住居兼店舗の理容スペースは約30㎡。もともとセット面は4面であったが改装後は3面で稼働。
理容シャンプー台、キャビネット入替はコスト面も考慮し、既存設備を引続き使用。
壁面や床面の化粧替えで十分にリニューアル感を出せると判断し、オーナーと材の選定に入念なお打合せをした上で、保守的、無難な仕上材を避け、少し攻めの演出を取り入れる点で一致。
日常をはなれた時間を過ごせる "別の場所" に仕上がりました。
天井照明は埋込型だったものを撤去、より雰囲気を高めるため、また、明るさや色味補正が容易なレール照明に一新。
【仕上げ】
既存内装は主に塗装壁であったため、既存状態を活かした施工となると選択肢は再度塗装か、または下地を入念に作ってのクロス施工となります。
塗装壁は塗り直し以外、手入れがほぼ不可能であったため、メンテナンス性に優れたクロス壁を採用。
また、クロスは色柄で様々な表情をコスパ良く演出できることもメリット。
劣化塗装風クロスと木質調クロスの貼り分けでメリハリを、床材はビンテージな風合いのラフな柄を選択し、生活感を排した個性的な空間に仕上がりました。
【外装】
外壁からサッシまで既存のデザインをそのまま引き継ぎながら化粧直しとなるため、一目で目を引くサロン外観を目指します。
外壁及びサッシ等はマットなダークブルー&ホワイトで、シンプルで好印象な仕上がり。
フロントのサッシ部分は既存ガラス面に、腰板、格子風サッシのデザインを付加し大がかりな工事なくデザインを一新。
長く使用されてきた店名ロゴデザインも一新。
入口のガラスドアも撤去の上、新たに木製ドアを製作し、素材感が感じられる天然木框戸に入れ替え店頭の雰囲気を高めました。
【施工概要】
- 場所
- 千葉県柏市豊四季150-6
- スタイリング
- 3面
- シャンプー
- 3台
- 店舗面積
- 約9坪(30㎡)
- 工事期間
- 30日
- 竣工
- 2020年9月
- 天井仕上
- サンゲツ クロス
- 壁仕上
- サンゲツ クロス
- 床仕上
- タジマ 木質調塩ビタイル
- 外部
- 外壁及びサッシ塗装、外部照明、店名文字取付け、木製入口ドア新規製作、ガラス面サッシ風化粧