7坪/セット1面/シャンプー1台
の美容室事例No.21003
3年ほど前に当社で内装工事を行わせて頂いた、信濃町のプライベートサロンさんが近隣に移転する事となり移転先の新店の内装工事を賜りました。
女性オーナー自らが一人一人のお客様を担当する貸し切り空間である点、お子様連れの方も安心してご来店頂けるなど、顧客に支持される「女性専用サロン」のコンセプトはそのまま引き継ぎます。
今回の新店のテーマは、通りに面している為、店頭エントランス周りの演出を行いサロンへの期待感が高まる雰囲気を造ること、店内が外から見え過ぎない具合の良い閉鎖感の構築が求められました。
また、「シック」、「シンプル」、「ソフト過ぎない」、「チープに感じない」をキーワードとして、これらを意識した内外装の製作に取り組みました。
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【内装】
まず店舗面積は約23㎡に、セット面1面、シャンプー1台の設備構成。
1面のみのセット面の存在感を際立たせる演出としてセット面のベースとして、美しい木目柄のパーティションを製作。
「贅沢な特別な1席」を演出するばかりか、裏側に設置したシャンプー台を、仕切られた半個室感のある空間にも一役。
既存の柱など、一見スペースを使いづらくしているような部分も、隠れ家的プライベートサロンの演出感を高めます。
配色は、ホワイトアイボリー色、モルタルグレー色、ポイントでダークブラウン色で引き締まった、ソフト&クールな配色。
【仕上げ】
施工前の既存状態で、クロス壁であったため、天井・壁はクロス貼替えとする。
メインのクロスはホワイトアイボリーで明るくソフトな印象。一方でシャンプー台まわりを中心に、モルタルコンクリー調クロスでアクセントを。
床材は、木材の素材感がリアルで、最もワイドな店舗向きの材を採用。日常の生活感を脱した雰囲気がよく出せました。
【外装】
施工前のエントランスは、建物外壁面より奥まった駐車スペースに有った普通の事務所のような見た目でした。
構造上、解体可能という事で既存の事務所感を脱し、目を引く新設フロントを造ること、さらに店内スペースの拡張の2点をテーマに新しいフロントのデザインを考察。
間口が狭い事と建物側の設備を考慮しなければならないといった制約の中、店内の拡張性と雰囲気づくりの両面を兼ね備えた建物外観に対し「斜めの壁・入口」を製作することでそれら2点の両立を果たしました。
店頭を見かけた方が「あれ?」と思うような、印象的なものに仕上がっています。
また、その新設の壁面をサインスペースとしても活用、店名ロゴや演出用照明の設置、小さなウッドデッキ製作など店頭の雰囲気を高めており、従来から親しまれているダークブルー色の入口ドアが目印。
【施工概要】
- 場所
- 東京都新宿区信濃町2
- スタイリング
- 1面
- シャンプー
- 1台
- 店舗面積
- 約6.9坪(23㎡)
- 工事期間
- 30日
- 竣工
- 2020年12月
- 天井仕上
- サンゲツ クロス
- 壁仕上
- サンゲツ クロス
- 床仕上
- タジマ 木質調塩ビタイル
- 外部
- 既存フロント解体の上、新規フロント製作、入口木製ドア製作、壁面店名文字製作、内照式看板製作、軒下および壁面照明設置、ウッドデッキ新規製作