9坪/セット2面/シャンプー1台
の美容室事例No.21006
京浜東北線、王子駅近くの木造戸建ての1Fで開業。
北本通りから少し路地に入った静かな住宅街で営業する女性オーナーのプライベートサロンです。
ホワイト、グレー、ブラックのモノトーンの中に、ナチュラル色の木製ドアが印象的な外観で内装テーマは、シンプル、明るい、清潔感。
ホワイト基調にクールな配色のコンクリート調仕上材を組み合わせた内装で演出。
※サムネイル画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。
【内装】
住宅地に馴染みすぎてしまう木造物件ならではの造りを、いかにイメチェンを図るかがポイントでした。
木柱や長押、鴨居、敷居等、木部が露出している部分があり、それらを完全に隠す手法は予算やスペースの問題を考えると適さない為、敢えて部分的に活かす事にしました。
テナント奥の木造構造が露出が目立つ空間は、木部の一切合切を白色クロスに合わせマットホワイト色で塗りつぶし、ソフトな空間を演出。
施工条件は、セット面2面+シャンプー1台。
セット面は壁面固定スタイルで、並列2面のピッチを1800mmとゆったりした設定で、9坪テナントにしては非常に贅沢な空間になっています。
ナチュラルウッドなセット面カウンター&イスの配色が印象的。セットイスは敢えて美容イスは採用せず、インテリアチェアを組み合わせ、プライベート感を高めています。
シャンプーはリラグゼーションタイプを1台設置。
【仕上げ】
天井・壁はメインとして清潔感のある白色クロスとし、アクセントに"ハード目な打っ放しコンクリート調"クロスで演出。
床材はあまりハードな印象にならないよう、キレイめなモルタルコンクリート調の塩ビタイルを採用し、ソフト感とクール感をバランスさせる。
木造構造の木部露出部分はマットホワイト塗装で仕上げるなど、全体的な組合わせとしてモダンとレトロが同居するような趣に仕上がりました。
【外装】
建物全体が「黒い」外装のため、1Fテナントの外装部分は既存のイメージを一新した表情を創るべくマットホワイト、グレー色の塗装でイメージチェンジを。
既存の引違いサッシを撤去し、新たに木製のFIXとドアを製作。
ドアは店内インテリアと同調したナチュラル色。 洗練感と親近感を考慮した配色をシミュレーションし、イメージの良いサロン外観を実現しました。
【施工概要】
- 場所
- 北区王子2-16-16
- スタイリング
- 2面
- シャンプー
- 1台
- 店舗面積
- 約8.7坪(29㎡)
- 工事期間
- 30日
- 竣工
- 2021年2月
- 天井仕上
- サンゲツ クロス
- 壁仕上
- サンゲツ クロス
- 床仕上
- タジマ モルタル調塩ビタイル
- 外部
- 上部看板ベース製作・塗装、店名スチール文字製作、看板用照明及び軒下照明設置、既存外壁面塗装、新規木製サッシ、木製ドア製作