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サロンの立地選定

理・美容室店舗の立地選びで、多くの情報や他人の意見が入るほど方向性が決められずに悩んでしまうことがあると思います。

立地の判断において、マーケティング分析会社が提供するような商圏情報の判定データを鵜呑みにせず、想定する営業スタイルで健全な経営が成り立つのか?といった視点が大切です。

立地選定で当社が考える「本質」や「考え方」を以下の通りご案内いたしますので、皆様のご参考のひとつにしていただけると幸いです。

4つの立地特性を理解する

理・美容室の立地において、主に4つの地域特性に分けられます。

これは、それぞれの地域によって営業戦略が変ることを意味します。

(以下の内容は、当社の営業エリア(東京23区及び隣接地域)を想定しております。)

理・美容室 4つの立地特性

1.大都心・ターミナル駅等の一等地物件(駅前~徒歩2分位)

(山手線沿線やその内側地域、中野、荻窪、大宮、浦和、赤羽等の10万人/日規模の駅付近)

「昼間人口」の多い商業地で、通勤・通学・ショッピングなどで都市部往来時の客を第一のターゲットとし、利便性に優れた立地で多くの客数を受け入れる大型サロンに適した営業スタイルとなります。

このような形態で運営する場合は、好立地ゆえ、坪2~4万円位の高額な家賃負担のなかで利益を上げていくビジネスモデルとなり、たくさんのスタッフで効率よく稼働させることにより最も高い売上が期待できます。反面、集客力又はスタッフの欠員で空席が生じると高額な家賃負担が重荷で採算が赤字に陥ったり、ネット社会の今日、一人の美容師がネガティブな事案を生じさせると途端に経営が悪化する傾向にあるのも特徴です。

これらの立地での事業展開は、資本力のある法人にほぼ限られます。昨今、面貸し店の店舗形態が流行している理由も、人手不足からくる難しい採用活動や雇用問題の表れによるものと考えられます。

2.都心部の駅から徒歩数分~10分位の物件

「昼間人口」の多い商業地で駅から離れた地域。

駅から多少離れても駅前並みの活気ある商業地域では、上記「1」の通りですが、商業施設と住居が混在した落ち着いた複合地域では、大型サロンから個人オーナーの小規模サロン(1~2セット面の店舗)が入り交じる店舗密度が最も高い地域といえます。

テナント条件もさまざまで、非飲食店向けの10坪位の小さなテナント家賃は、坪1万円~位から安価な傾向にあり、個人オーナーの代表的な独立開業候補地とされます。 但し、このような地域の特徴は、大型店勤務の美容師さんが指名顧客を引き継いで同一地域で小規模サロンを開業するケースが目立ち、大型店がクローズするなか、小規模サロンが乱立するような激戦地帯になる傾向にあります。(例:東急線沿いの学生街や錦糸町などの副都心地域)

このような地域での営業は、近隣店舗とは被らない店舗コンセプトの訴求が求められます。

3.郊外(ベッドタウン)の駅近物件 (私鉄沿線などの各駅)

「夜間人口」が主なベッドタウンの商圏では、主に地元住民客をターゲットにします。

一般的にベッドタウンでの立地選定は、駅から近い場所や人の集まる誘導施設(商店街や複合商業施設)のある立地が選択されます。

東京23区やその近隣は、どの場所においても人口が分布しているため不適立地とは見なされませんが、サロンの数が極端に多い一帯も存在するため、特にお勤めの地域を離れて新天地開業の際は、地域環境を見極める必要があります。

4.郊外(ベッドタウン)の駅徒歩数分~15分位の物件

郊外の私鉄駅から徒歩数分程度離れると、閑静な住宅地が広がります。「1階路面店」「通行量」「入店導線」「視認性」「競合他店」などを留意して立地を判断することが大切です。

また、エリアマーケティングの理論上、通行量が少ない住宅地での「ポツンとサロン」では、基本的に「営業不適立地」と考えられます。しかし小規模サロン(1~2セット面の店舗)においてはこの限りではなく、開業・運営形態によって個人オーナーが最も利益を上げられる可能性を秘めた最高立地であることもあります。

駅前と比較して安価な店舗条件の利点を活かし、店内空間やサービスに差別化を図ったり、駐車場を確保することで広範囲な地域からの集客も期待できます。

立地商圏分析より大切な指標とは?

サービス業において人通りのない道や半径500mに人口1万人も満たない立地での営業は適さない等、さまざまな視点があります。

専門家が提供する立地判定において、都心部でも住宅地の場合は「営業不適立地」となるケースが多々見受けられます。

理由は、集客力の本質を測ることができるデータが存在しないことや、測定ノウハウが確立されていないためで、人口分布や前面道路の通行数などの定番データから無難な判断しか示せないことに起因します。

近年の集客方法や来店のきっかけは、ネットに比重が置かれ、店舗の前面通行量の判断自体が時代に不適当といえます。山奥に行列のできるラーメン屋に対して開業前の立地判定で論理的に「OK」を出せないのと同じ理屈です。

ラーメン屋は極端な例として、首都圏では駅から離れた住宅地であっても顧客対象となる住人が少なくとも1K㎡あたり数千人規模は分布して道路網も整備されているわけで(ページ下記載のe-Stat人口集中地域をご参照)、小規模サロンの運営においては十分な商圏と考えられます

商圏分析はあくまでも目安にすぎず、独立開業の際に最も重視すべき判断指標は、「現在の指名数です。

現在のお勤めのサロンでどれだけ顧客に指示されているかといった実績が集客力のバロメーターとして判断でき、住宅地の「ポツンとサロン」でも同様に顧客が集まってくることが想定できます。

郊外立地のポツンとサロンでの内外装創り

都心部の立地でも共通していえることですが、郊外のサロンほど店舗の内外装創りに気をつけなければならないセオリーがあります。

都心部では街全体が賑やかであり、街の存在が集客力に貢献している側面があるため、もともと新規客が入店しやすい導線が存在します。

郊外や駅から離れた住宅地では賑わいがありません。潜在顧客の心理状態は、サロンに対して興味はあるものの警戒心も存在します。1階路面店、期待感のあるファサード演出は必須要件として、いかに機会損失を防いで確実に入店に導く仕掛け(設計・デザイン)とリピート来店につなげる運営ノウハウが重要です。

ポツンとサロン・路地裏のサロン・駅から遠いサロンの一例

当社で開業のお手伝いさせていただいた美容師さんが、人通りの少ない立地でオープンされた一例を以下ご紹介いたします。

URLもリンクしていますので、ホームページやブログなどをご覧いただけると、オーナーさんの志向を感じ取ることができ、立地と営業スタイルの関係性が参考にできると思います。

事例1.練馬区田柄2丁目の一人美容室様

当サロンの美容師オーナーさんは、お勤めの地域から離れて練馬区田柄の新天地で独立開業を果たしました。

開業された場所は、最寄り駅から徒歩8分離れ、駅周辺の商業的賑わいが完全に消えた住宅地のど真ん中。まるで陸の孤島のように静まりかえった立地です。

業者の立地判定ソフトでは店舗運営は「不適立地」として判定されました。その後、一抹の不安のもと、オーナーの強い意志で開業した結果、数ヶ月で地元の人々から見事に支持され大繁盛。予約がとりにくい人気店となっています。

閑静な住宅街も奏功し、家族連れで訪れるお客さんが貸切状態でゆったりくつろげる“ちょっと変わった美容室”として地域の人々に愛されています。

>お客さまインタビューペーシ

オーナーさんサイト:http://swimmy-akatsuka.com/

事例2.東京都江東区三好2丁目の美容室様

江東区の清澄白河周辺は、新しいマンション群がそびえる新興住宅地の印象が強い地域ですが、駅から徒歩数分離れると町工場が点在する昔ながらの路地が多いのも特徴です。

そんな路地をあえて選ばれた美容師オーナーさんは、開業間もなく老若男女が訪れる地域を代表するような人気店になっています。

独立開業時につづられたブログ内で立地についてコメントされていますのでご参考ください。

オーナーさんサイト:http://hachi502.blog.fc2.com/blog-entry-156.html

事例3.埼玉県春日部市栄町1丁目の一人美容室様

当サロンのオーナーさんは、独立開業前は駅近の美容室に勤務。開業の立地には、駅から1km離れた商店がまばらに点在する住宅地を選びました。

地域特性を把握しているオーナーさんは、駐車場を用意することで、持ち前の接客・技術によってクチコミも広がり、地元エリア外からも自動車で続々来店されるサロンとなっています。

オーナーさんサイト:https://nuvola.design/

事例4.埼玉県さいたま市西区三橋5丁目の一人サロン様

大宮駅から3.2km。交通量の多い県道沿いにポツンと立地したお住まいの戸建て住宅1階を店舗にリフォーム。

歩行者は少ないが、「大通り」「視認性」のよいロケーションで走行するドライバーやバスの乗客からは、お店の存在がよく分かる立地です。

徒歩来店の商圏は半径500m以内といわれます。当立地の500m半径の約50%は農地や河川敷に占められているために人口は限られ、自転車商圏の半径1km及び自動車商圏の半径5kmをターゲットとして駐車場と駐輪場を設けて広域のお客さんをたくさん集めています。

>開業事例ページ

事例5.東京都新宿区信濃町の一人美容室様

路地裏につき、通りからの視認性なしの立地。

元大手有名サロンの店長経験のある美容師さんが開業に選んだ立地は、当社では前例のないビルの隙間に入った究極の路地裏立地。完全に新規顧客を対象にした開業であるにも係わらず、営業手法にもこだわり、たちまち繁盛店になりました。

ビルの空中階テナントの選択肢もあるなかで、あえて路地裏立地を選んだことにより、大都会に非日常空間が出現するような特別な期待感を醸す演出にも一役買っています。

オーナーさんサイト:http://www.luks-hair.com/

無料で閲覧できる統計情報

政府統計の総合窓口「e-Stat」では、さまざまな日本の統計が閲覧できます。

外部サイト:https://www.e-stat.go.jp/

人口集中地域を無料で確認できるツールとしては、最も優れているといえます。

jSTAT MAPイメージ

郊外での開店を検討されている方はご参考にどうぞ。

閲覧手順はいたって簡単で、以下の通りです。

  1. e-Statトップページ > 地図(地図上に統計データを表示 統計GSI)をクリック
  2. 地図で見る統計 jSTAT MAPをクリック
  3. 地図が開いたら右上のオプションメニューから「人口集中地区」を選択

立地選びに悩まれている方、開業相談にお気軽にお越しください!

当社は店舗立地のマーケティング分析会社ではないため、立地判定の可否判断は行っておりませんが、これまで200名以上の当社サポートにて独立開業を果たした先人達の価値ある具体例をお伝えできます。

独立開業地の選定で悩まれている方は、ぜひ一度開業相談にお起しください。

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