開業総費用例
「物件(テナント)取得費」、「 店舗内外装工事費」、「店舗什器・備品費用」、「運転資金」の大きく分類した4つを合わせた金額が総費用となります。
以下、既存指名顧客を引き継いで開業する『CASE.1』と顧客ゼロスタートの『CASE.2』の2タイプの総費用例をご紹介いたします。
●CASE.1(一般的なモデルケース)
1人美容師、10坪、2セット、1シャンプーではじめる美容室がモデルケースの場合、近年皆様の開業総費用は、600~1,000万円(内自己資金100万円~含む)となります。
価格の幅につきましては、ローコストを第一目標にする場合と、一般的なサロンのかたちを構築する場合との差です。
尚、本ミニマム費用(600万円)での開業例は、前店から引き継がれた顧客売上が一月あたり50万円以上見込めることを条件として健全経営に問題のない水準に「運転資金」を絞って算出した例となります。主に、現在お勤めのサロンと同地域や既存顧客が来店し易い地域に開業し、事前に独立のご案内を行い、店舗オープンとともに売上が計上できるパターンです。

●CASE.2(上記以外の事例)
上記「CASE.1」に該当しない場合で、近年の新規独立開業スタイルを振り返りますと、以下のような傾向です。
顧客が引き継げない状態で開業
「新天地」「指名顧客ゼロスタート」での開業
昨今、個人情報(顧客名簿)の取扱がデリケートな問題のため、現在お勤め中のサロンの既存客に独立開業の案内状が出し難くいケースが多々みられます。
また、お勤めの地域を離れてお住まいの近くの新天地で開業されるケースもあります。
このような場合は、売上が軌道に乗るまでの間の適切な運転資金の準備が必要となります。
昨今では、有料のネット集客媒体「ホットペッパービューティー」を活用して、店舗オープンと同時に集客も実現する手法が増えてきています。
近年の傾向(2024年までの当社実績例)
近年、「ローコスト内装工事を実現させるためのテナント条件」に合致した物件を探されて最小限の工事費に抑えるケースと、一部フロント周りだけ造作して、オリジナリティを意識されるローコスト開業が主流です。
また、開業地選定において、一等地といわれる駅近立地にこだわらず、駅から離れた家賃の安いテナントや自宅の一室での一人美容室の開業が注目されています。これは近年の大型サロン離れのトレンドが2020年のコロナ感染症時代をきっかけによりいっそう加速し、お気に入りの美容師さんがマンツーマンで接客してくれるオーナーサロンが注目されています。
顧客は立地や建物の豪華さでサロンを選定することはないため、2020年以降、家賃の安い築古のテナントでの開業事例が目立ちます。
固定費の安い小規模サロン運営なら住宅地でも十分な安定経営が実現できるといった事例や機運が増してきた影響で、営業方法や内装デザイン、立地選定に至るまで、従来の概念にとらわれず、皆様の意識が変化してきています。
意識の変化が顕著に表れる事例として、自宅美容室での開業で、従来のように本格的にサロン営業を展開される一方で、スローなライフスタイルを求めて、宣伝活動は行わず、固定客相手(紹介客含む)のみにサービスするといったご自身の「生き方」も決断される方も増えています。
総じてこれらの傾向は、かつてのような凝った外観装飾や内装の作り付け家具の造作等は最小限にして、コストを極力抑えた開業が皆様のスタンダードとなっています。
CASE.2の総費用について
開業総費用の内訳は千差万別で一概にひとくくりにはできませんが、「使わないかもしれない多めの運転資金を万が一のために確保しておくためのお金」であったり、「こだわりの内装造作費」や「タカラの高級シャンプー機器の導入費」であったり、費用の趣旨が個々の事例ごとに変わります。
CASE.2の平均的な開業総費用は、970万円前後の傾向が多くみられました。
ゆとりのある運転資金を確保して開業されたオーナーさんの中には、店舗オープン時から想定外に来店客が多く、とても繁盛されているサロンも数多く見受けられました。
(※2017~2024年上期当社サポート実績からの傾向)



様々な個別事例に興味がございましたら、一度開業相談にお気軽にお越しください。
具体的な美容室開業総費用とその費用趣旨をお伝えできます。
先人のサロンオーナーがどのような部分を注視され、何に費用をかけて、その効果はどのようなものなのか?。いろいろ気になる点が多いかと思います。
- ローコストで開業する方法は?
- どの部分に費用がかかるのか?
- 外装を造り込む場合と造り込まない場合の集客の差は?
- 内装は凝ったほうが集客力が上がるの?
- SMILE HASHIMOTO OFFICEで手がけた美容室はなぜ閉店がゼロなの?
など気になる方は、お気軽に開業相談をご利用ください。